2018/02/23 | |
今週末の注目レースその2「中山記念(GII)」 |
2月25日(日)開催のもう一つの重賞レース中山記念
昨日注目馬を紹介した阪急杯と同日、中山競馬場で開催される中山記念(GII、芝1800m)。こちらのレースの現時点での人気馬、注目馬を紹介させて頂こう。
1番人気、2017マイルCSの覇者、ペルシアンナイト
まずは当然この馬を紹介しなければならないだろう。現在の時点でぶっちぎりの1番人気、マイル王ペルシアンナイト(牡4/黒鹿毛)。
昨年のマイルCSで勝利し、マイルの頂点に立ったペルシアンナイトは21日に追い切り、6ハロン84秒4―12秒0で栗東・CWコースを軽快に駆け抜けた。騎乗したデムーロは「いい感じ。以前はやんちゃなところもあったが成長してきている。負けん気の強さ、ファイティングスピリットがあります。」とコメント。仕上がりは上々のようである。
この中山記念を勝ち、次に目指すは大阪杯。マイルに続いて中距離でもGI勝利を収める「2階級制覇」の絵図はバッチリ出来ている。鞍上もあのデムーロ、1番人気も納得の材料揃いで前哨戦としての勝利を勝ち取る事が出来るだろうか。
2番人気はGI未勝利ながらも好走続くウインブライト
現時点での2番人気はウインブライト(牡4/芦毛)。まだGIは未勝利ながら福島記念を勝ち、中山金杯でも2着とGIIIで好走が続いている。中山芝9Fは若竹賞、フジテレビ賞スプリングSと2戦2勝で、「間違いなく適している」と畠山調教師。
GI馬アエロリットやペルシアンナイトも居る中、どこまで食らいついて行けるだろうか?当日のオッズは事前予想よりも下げそうな気はするが、馬券に絡む可能性もある一頭となるだろう。
注目馬・昨年同R2着、サクラアンプルール
最後に個人的注目馬としたのが、現在4番人気のサクラアンプルール(牡7/栗毛)。この馬は前年の中山記念で2着、年末の有馬記念では惨敗したもののその前の天皇賞(秋)では8着と食い下がった。決して派手な成績は残してはいないものの大舞台を何度も経験してきた。
そしてこれはオカルトじみた意見にはなるが、この馬は昨年の番狂わせを起こした中山記念2着から、2戦惨敗してはその次に勝利、というサイクル。そして前々走天皇賞(秋)、有馬記念と敗退しているので、もしかすると...?
まあそんなオカルトじみた話は置いておくとしても、7歳と高齢ながらも仕上がりも良く、中山芝1800mという舞台では強さを発揮していた馬だけに、去年以上、つまり1着もあり得る。そんな一頭だろう。