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フェブラリーS2018、制したのは復活のノンコノユメ! |
凄まじい末脚が炸裂、ノンコノユメがJRA・GI初制覇
今年初のGIレースとなるフェブラリーSが2月18日に東京競馬場で開催された。
1番人気は前年度の覇者ゴールドドリーム、2番人気はテイエムジンソク、3番人気はサンライズノヴァ。今回優勝のノンコノユメは4番人気であった。
爆発的な末脚を持つも2015年11月のGIII東京中日スポーツ杯武蔵野S以来勝ち星が無く復活が待ち望まれていたノンコノユメだったが、今回ついにその末脚を発揮し2年以上ぶりの勝利、それもJRA主催のGIでは初勝利となった。
後方に構えた内田博幸騎手騎乗の4番人気ノンコノユメが、最後の直線で馬群の一番外から脚を伸ばして中団後方から一旦は抜け出した1番人気ゴールドドリームをゴール前で捕らえ、
クビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分36秒0(良)。3着は6番人気のインカンテーションであった。2番人気のテイエムジンソクは馬群に飲まれ12着となった。
ノンコノユメに騎乗した内田博幸騎手はレース後に、
「末脚が凄い馬なので、それを活かす競馬をしたいと思っていました。他の馬に被されることなく、有力馬の後ろにつけられて、良いタイミングで追い出せたのが勝因ですね。
結果が出ずに悔しいレースが続いている時、厩舎の皆さんが工夫しているのを知っていたので、嬉しい勝利です。『頑張っていれば出来る』ということを示せて嬉しいです」とコメント。
ちなみに、ノンコノユメの馬名は96年に馬主となった山田和正オーナーの愛娘、のどかさんが幼少に呼ばれていた「のんこ」という愛称を母馬に付け(父はトワイニング)、その子供に夢を託すという由来となっている。
フェブラリーSで完全復活となったノンコノユメ、これから新たな夢へと挑戦して行く事だろう。