2018/03/23 | |
3月4週目の注目レースその2「高松宮記念」 |
GⅠ高松宮記念の注目馬
3月25日(日)、春のGⅠシリーズの開幕を告げる高松宮記念が中京競馬場で開催される。芝1200mのスプリント戦だ。上半期の古馬スプリント王決定戦といえる高松宮記念。その注目馬を予想オッズを絡めて紹介していこう。
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最初に紹介するのはこの馬置いて他には無いだろう。現スプリント王、スプリンターズS2連覇馬、レッドファルクスだ。同馬は21日、美浦のWコースで最終追い切りを行い5F66.5-51.2-38.2-13.1秒だった。外ラチ沿いを大きく回ったため少し時計がかかった格好だ。中京芝は元々大得意となるコースで、唯一勝てなかったのが昨年のこの同レースである。鞍上には相変わらず好調のM.デムーロ騎手。1番人気を受けながらも3着と終わった昨年の同レースの雪辱を晴らす事が出来るだろうか?
予想オッズ5.0倍、3番人気ファインニードル
次に紹介するのは3番人気のファインニードルだ。デビューから勝ち負けを繰り返し、下位クラスに低迷していた同馬だが、昨年の後半からは覚醒したかのように調子を上げていった。スプリンターズSこそ12着と惨敗したが今年のシルクロードSの目の覚めるような勝ちっぷりは記憶に新しい。新たなスプリント戦の主役の1頭として見て良いだろう。ファインニードルは21日に前走からタッグを組む川田将雅騎手を背に追い切り調教。坂路で単走し、馬なりで54.3秒-12.8秒。順調に仕上がっているようだ。実力を発揮すれば馬券に絡む事も出来るだろう。
予想オッズ32.1倍、10番人気ブリザード
最後は香港からの刺客、ブリザードだ。案の定人気はあまり集めれないようだが、個人的には十分馬券に絡むと思っている穴馬だ。香港からの輸送にも問題はなく、リラックスした状態でしっかりと本番に臨むブリザードは、昨年のスプリンターズSでは出遅れながらも結果0秒2差での5着。スタートでの出遅れが無ければ勝っていたのはこの馬だっただろう。本レースでもスタートで不運が起こらなければ、番狂わせは十分に起きるだろう。ただしこの馬、名前の割に雨にめっぽう弱いため、もし当日雨が降りそうならば馬券からは外しておいた方が無難だろう。