2018/03/28 | |
的場文男騎手が地方競馬通算最多騎乗記録を更新 |
還暦を過ぎた帝王の大記録
「大井の帝王」とも言われている的場文男騎手をご存じだろうか?61歳を越えた現在でも年間100勝以上をあげるトップジョッキーとして活躍している騎手で、その騎手人生は40年以上にも及ぶ。そんな的場文男騎手が27日、地方競馬通算の騎乗数を40,202回とし、桑島孝春元騎手が持つ40,201回の日本記録を更新。日本一馬に乗った騎手となった。ちなみに中央競馬の最多記録は武豊騎手の2万988回で、キャリアの違いもあるとはいえかなり差が開いている。
これについて的場文男騎手は「40年以上騎手を続けてきたことと、ファンや関係者の皆様のおかげでここまで来ることができました。最多勝利記録に並ぶまで、残り48勝という意識はありましたが、騎乗数に関しては意識していませんでした。これからも一つ一つ大事に乗っていかないとね。ファンの皆様も声援をお願いします!」とコメント。
そう、この騎乗記録を更新しつつも、地方競馬通算勝利数でも佐々木竹見元騎手の持つ日本記録7,151勝の更新まで残り49勝としており、年内での記録達成が期待されている。還暦を越えても帝王として君臨し続ける的場文男騎手はこれからも活躍を続けていくのだろう。
的場文男騎手プロフィール
略歴:昭和31年9月7日福岡県生まれ(61歳6か月)
昭和48年9月29日騎手免許取得
所属厩舎:東京都騎手会
血液型:A型
身長・体重:165cm 50kg
服飾:赤,胴白星散らし
初騎乗:昭和48年10月16日 大井5レース ホシミヤマ号
初勝利:昭和48年11月6日 大井4レース ホシミヤマ号