2018/04/06 | |
4月2週目の注目レースその3「桜花賞」 |
GⅠ桜花賞の注目馬
4月8日(日)、阪神競馬場で桜花賞が開催される。芝1600m、グレードはGⅠだ。春のGⅠ戦線では高松宮記念、大阪杯に続く3つ目のGⅠレース。例年この桜花賞は荒れる傾向にある。本レースの出走馬の中から注目馬を事前オッズを絡めて紹介していこう。
予想オッズ2.0倍、1番人気ラッキーライラック
まずは当然この馬からの紹介だ。2歳馬女王ラッキーライラック。貫禄の1番人気である。デビュー戦から阪神JFを含む4戦無敗だ。この当たり前の人気は理解できるが、桜花賞では大本命が破れるのは恒例だ。さて、同馬は栗東CWで厩舎の先輩フェルメッツァを0秒4追走し、終始楽な手応えのまま0秒1先着。それでいてラスト1Fは11秒6の鋭さだった。全体時計は6F84秒8-3F38秒2。松永幹師は「いい動きだった。動きに余裕があったよね。先週しっかり追っているし、きょうは上がり重点。とてもいい伸び脚だったよ。前の馬に取りつく脚も速かった。もたつかなかったもんね」とコメント。ダンスインザムード以来14年ぶり、史上7頭目となる無敗の桜花賞馬へと向かう。
予想オッズ3.9倍、2番人気アーモンドアイ
次は2番人気アーモンドアイ。女傑ジェンティルドンナの再来とまで言われる同馬はまだ経験は少ない物の、その才覚は三冠馬並とまで言う者も居るほどだ。アーモンドアイは美浦Wコースを馬なりで4ハロン53秒1-13秒5だった。国枝師は「特に問題もなく順調。イライラすることもないしね。15日に帰厩し、きょうが2本目。体重は同じくらいだが、背が少し伸びた」とコメント。1強と言われる今回のレースで女王を倒す事ができるだろうか。
予想オッズ5.1倍、3番人気リリーノーブル
最後は3番人気リリーノーブル。実力はあるが前走も前々走も女王ラッキーライラックに敗れている。3度目の正直でリベンジを果たすべく桜花賞に挑む。同馬はWコースで川田将雅騎手を背に単走。序盤は少し行きたがる面を見せたが、3コーナーからリズムに乗ると、パワーあふれる走りを披露して、力強い伸びを見せた。前回よりもはるかに能力を発揮出来る状態に仕上がっているとの事。雪辱を晴らし狙うは桜花賞制覇だ。