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2018年最初のGI!フェブラリーSの注目馬その3 |
復活の兆しを見せる強豪古馬、アウォーディー
アウォーディーは15年秋に芝からダートに転向し、16年のJCBクラシックまで6連勝しダート界の顔となった8歳になる古馬。
しかし同じく16年のチャンピオンズC2着以降は5着以内をキープし続けるも一度も勝利をしていない。年齢もありもはや緩やかに衰えていくだけと囁かれているアウォーディーがフェブラリーSに挑戦する。
ニュース記事によるとアウォーディーは15日、栗東・CWコースで単走。跳びの大きいダイナミックな走りで6F80秒8-38秒5-12秒0の好時計となった。
これを見た松永幹調教師も「良い動きでした。もともとしまいをやる予定でしたけど、テンも良い具合で行きましたね。」と手応えを感じているようだ。
アウォーディーにとっては初戦以来のマイルの距離、ダートでの東京コースも初という状況だが、主戦の武豊は「血統的に"府中の申し子"。芝のベストパフォーマンスが目黒記念だったと思う。」と前向き。
初尽くしの状況が刺激になり、復活へのきっかけになるだろうか?
フェブラリーS直前に抜群の仕上がりを見せ、復活の兆しが見えるアウォーディーだが、不安点はまだある。
この馬は砂を嫌がる、直線でバランスを崩す等気性面に問題があり乗り難しい印象のある馬だ。だが主戦の武豊騎手は本年度絶好調、現在までに15勝しておりノリにノッている状態。
その勢いとベテランならではの騎乗が嵌れば穴になりうる。
ベテラン馬とベテラン騎手のコンビがフェブラリーSでどんな走りを見せるのか、今から楽しみである。