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高松宮記念に向けて香港からブリザード号が来日中 |
12日に成田に到着
来週の高松宮記念に出走が予定されているブリザード(香港・セン7歳)が12日、日本に到着した。その後入検疫のため、成田空港経由で競馬学校国際厩舎に入厩した。ブリザードは2016年のスプリンターズステークスにも出走した香港で活躍する競走馬だ。
調教助手のホーイン・ウォンによると「到着時の馬の様子は、多少疲れが見えるようですが、この程度なら問題ありません。調教師からは、2・3日は強い運動はせずに馬をリラックスさせるよう指示を受けています。競馬学校では強めの調教は行わない予定です。」との事。やはり国をまたぐ空輸は負担が大きいようだ。
本日から調教開始
そして本日からブリザードが調教開始。ホーイン・ウォン調教助手が騎乗し左回りで常歩100m、ダク(速歩)200m、キャンター(1ハロン30秒~38秒程度)を1200m、ダク100m、右回りで常歩200mと昨日ホーイン・ウォン調教助手が述べていた通り軽い調教で終わったようだ。
ホーイン調教助手は「日本に着いてから1日経って、だいぶリラックスしてきました。体調も良さそうです。今朝の調教では、環境の変化から多少ナーバスになっていましたが、すぐに慣れると思います。競馬学校の馬場はシャティンで使用している調教コースより広くとても静かなので、良い環境で調教できています」とコメント。
高松宮記念での活躍はいかに
まだ本番レースまでは10日以上あるため、ここからまずはゆっくりと平常に戻るまで慣らし、調教を進めていくだろう。ブリザードは複勝率47%と優秀な馬だか優勝したレースはどれも1400mであり、高松宮記念と同じ1200mのレースでは1度も1着は取れていない(2着3着は多い)。この先のデキや他の出走馬のデキにもよるが、印をつけるなら筆者は▲であろうか?